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  • 公開日時 : 2022/01/27 11:08
  • 更新日時 : 2024/10/17 12:08
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スバル360年譜(旧:スバル博物館 より転載)

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スバル360年譜
年式 車体NO 販売年月 販売台数 改善点及び備考
58年増加試作型 1006~1065 1958/5~1958/6 50 1001~1005試作車、60台製作、社内で10台使用、50台販売。
車体の打刻はK111であるが、通称K10型と呼んでいる。
58年後期型の量産車と比較し車体のアウトラインが少し角張っている感じがする。
エンジンはTB-50型搭載(EK31型)
58年後期型 L1
2001~2335
1958/7~1958/12 335 ドア窓ガラス外のプラスチック型ベンチレーターを廃止して引戸式のままで三角ガラスベンチレーターを新設(通風性改良)。
増試型では車体の1/2だったガソリンタンク幅を車体一杯に変更。
右側後方にエアダクトグリル新設(エンジンルーム通気改良)
室内バックミラーを大型化した。
ステアリングギア比の変更(操安性向上)。
ブレーキドラムを形状変更し、ボスの結合法を鋳込式に変更。アルフィン処理実施。
フロントウインドウを合わせガラスから強化ガラスに変更。
ボディライン変更(プレス型整備に伴いデザイン小修正)。
床板形状変更(プレス型整備に伴いデザイン小修正)。
ドア形状変更(プレス型整備に伴いデザイン小修正)。
59年前期型 L13
2336~4345
1958/12~1959/6 2010 変更なし。
59年後期型 L29
4346~5695
1959/6~1959/8 1350 カウルベンチレーター新設(通気性改良)。
ドアウインドウが改良され、運転席窓ガラス・スライド部分が2枚になって三角窓ともに3枚となった(通気性改良)。
サイドオーナメントの形状変更。
リアマークの取付位置がタンクキャップの下から横上に移った。
前シートは2段調節であったものをさらに幅をもたせて3段調節とし、ドライバーの身長(脚長)にあわせられるようにした。
天井固定のブラケット新設。
アルミ製クリップ止めであった前後バンパーベルトを実用的なスコッチライトにした。
マフラーを分解型として掃除を容易にした。
チェンジレバーの長さを延長し、運転の容易化を図った。
車体の塗装色を内外同一塗色にした。
60年前期型 L38
5696~7345
1959/8~1960/1 1650
変更なし。
60年後期型 7346~13410 1960/1~1960/8 6065 エンジンがEK31型からEK32型に代わり、常時噛合(コンスタントメッシュ)から同期噛合(シンクロメッシュ)になり、パワーアップされた(エンジン出力16ps→18psに向上)。
ギアシフトを横H式から縦H式に変更。
従来、後部座席横にあった燃料コックをスロットルレバーの位置(トンネル上面)に移し、スロットルレバーを廃止した(操作性向上)。
シート背当裏をアルミ製からビニールの縫いぐるみとした。後席はセパレートタイプからベンチタイプに変更した。
フリクションダンパーをリバウンドストッパー兼用のオイルダンパーに改良した。
トーションバー・リアハブ変更。
フロントバンパーが一本化され全長が5mm長くなった。フロントスカートライン変更。
ワイパーの作動角を110°から140°に変更。
フロントフードを軽合金から鋼鈑に変更。
暖房配管をサイドシル内配管から室内配管に変更。
バッテリーのベークライトケースをスチロール樹脂化。
フラッシャーランプグローブの取付方法をはめ込み式から、ビス止め式に変更。
フラッシャーユニットの容量を40Wから50Wに増大。
フロントバンパー中央部に牽引用フックを新設。
前後タイヤハウスを変更して、ビニール化。
前部サイクロンからの吸気方式を、リア吸気方式に変更。
結氷防止のためアクセルのシャフト支持位置を床より浮かした。
61年前期型 13411~17237 1960/9~1961/2 3827 タイヤ4.50-10-2PからJIS規格の4.80-10-2Pに変更。
トップマーク(SUBARU)を廃止。
ステアリングホイールを鍍金3スポークからプラスチックモールドの2スポーク朝顔型に変更。
スピードメーターをセクター式から指針式に変更。
テールランプは防水、防塵の密閉式とし、スナップスイッチ廃止。
フロントのフラッシャーランプ内にパーキングランプを新設。
2段切換のライトスイッチをキースイッチの横に新設。
キースイッチを小型化。
法規改正に伴い、後部フェンダーに各1個のリフレクターを新設しスコッチライトを廃止した。
前後バンパー及び取付けステーの鈑厚を1.4mmに増加し、後バンパー端部の巻込みを強くした。
マフラーの構造簡素化。消音、消煙効果増大。排気口を車体左へ移動。
61年後期型 17238~31005 1961/3~1961/8 13768 電磁式スターター採用(取扱容易化)。
燃料レベル、棒ゲージをキャップと一体にした。
ルームランプを右側に移動。
ボディ内張りの材質をミニフォームからビニール皮膜紙製品に変更。
ステアリングシャフトのジョイントを変更(ダイキャスト化)。
ギアシフトレバーのブーツ変更。
62年前期型 31006~42125 1961/9~1962/2 11120 灰皿変更。
室内バックミラー変更。
サンバイザー、メーターバイザー変更。
デラックスはヘッドランプ廻りのデザイン変更。3ビームとなる。
62年後期型 42126~48382 1962/3~1962/8 6257 変更なし。
63年前期型 48383~52081 1962/9~1963/2 3699 バンパーをクロームメッキ化(前後共)。
ヘッドランプ廻り及びフラッシャーランプをデラックスと同一化。
マフラーを改良しエンジン音が低くなった(中速性能向上)。
バッテリー容量を24AHから28AHに増大(耐寒性向上)。
後側方の三角窓を開閉式にした。
ドア上部に雨樋新設。
チョークおよびフューエルレバーを塗装。
フロントラゲッジシェルフのパネルを塗装。
防音対策としてモルトプレーンの厚さを増大。
デラックスはサイドオーナメント・ホイールキャップをニッケルクロームメッキとした。
リアウインドウをアクリルからポリエステルに変更。
63年後期型 52082~62430 1963/3~1963/8 10349 ダッシュボードを近代的デザインに改良し、灰皿を大型化。
グローブボックス、ワイパースイッチ、ヘッドランプスイッチを新設。
計器は丸型を角型に変更し、フラッシャー・チャージビームの各パイロットランプを見やすく組み込み、計器・バイザーも変更。
ステアリングホイールは径・握り共に大型化し、朝顔型となり、半月型ホーンリング新設。
ステアリングシャフトを合成樹脂でカバーした。フラッシャーレバーの形状変更も合わせて行った。
フロントシートの表張りを内装にマッチした色に変更。
リアシートの材質、厚みを改良し、幅を室内一杯に拡大。バックレストの高さを増加、バルクヘッドに固定式とし、エンジン防音を強化。
内張りは全て厚みを増加し、色を変更した。
ヒーター・チョーク・フューエルの各レバーを一体化し、操作性向上。
エンジンフード開閉のフック”つまみ”をリアシート右下に移動。
ドアガラス、引窓式を昇降式(フルオープンタイプ)に改良。
ドア三角窓はサイズ変更し、プッシュ式ロック装置新設。
懸架装置のうち、前部センタースプリング取付部及び後部センタースプリング並びにダンパー改良。
クラッチ踏力軽減。
ヒューズボックス取付位置をスペアタイヤ右上に変更。
雨樋を延長。
搭載工具袋を耐寒性ビニールレザーに改良し、ホック式で簡単にしめられるように変更。
エアダクトグリルの形状変更。
リアフラッシャーランプはスバル450と同様の大型ランプを採用。
デラックスはフロントシートを一体化し、座ったままで調整可能に。バックレストは左右分割式でリクライニング機構を装備。
64年前期型 62431~73624 1963/9~1964/1 11194 尾灯・車幅灯の点灯は計器灯と連動させた。
タイロッドにトーイン微量調整用ターンバックル装着。
ステアリングギアボックスをアルミダイキャスト化。
デラックスはヘッドランプをオールウェザータイプシールドビームに変更してフォグランプを廃止。
但しK111スタンダードはセパレートタイプのバルブ式。
64年後期型 73625~77190 1964/2~1964/6 3566 計器板灰皿にタバコ台新設。
新JIS規格によりボルト頭変更のためスパナ変更(8×9)→(7×8)となる。
ギアチェンジレバーを2段階に曲げて操作性向上。
吸気系統改良。ブーツ、ダクト形状変更。
65年前期型 77191~89072 1964/7~1964/10 11882 エンジンのクランク軸へ直接給油する独自の完全分離潤滑エンジンスバルマチック採用。18PS→20PS。
エンジンの歯車全減速比を5.5から5.9に変更(カスタム)。
シリンダーを新型設計のC型シリンダーに変更。
クランクロッド大小端部にニードルベアリング採用。
チョークスロットルを連動にし、気化器の通気方式を改良。
分離潤滑用オイルタンクをエンジンルーム右側に新設。
スピードメーター内にオイルパイロット追加(コンビネーションメーターの変更)。
ワイパーの拭き方向を改良し、スイッチも変更。スタンダードもダブルワイパー採用。
バッテリー液面点検、液補充の容易化のためバッテリー位置を約80mm前方に移動。
吸気系統をエンジンフードに設け吸気音を減少。ダクト・ブーツ・グリル部設計変更。
エンジンフードを変更し、ルーバー縦形のデザインに。スバルマチックラベル貼付。
ライセンスランプ、コンビネーションランプの変更によりリアスタイルを一新。2テール方式採用。
サンバイザーをサイドバイザーと兼用化。
フェンダーミラーステーを約15mm延長。
フロントフラッシャーランプにクロームメッキリムを新設。
燃料タンクキャップの25:1表示を廃止し、表面に赤丸を新設。
リボンタイヤ採用(デラックス)。
フロントラゲッジシェルフを大型化し積荷容量を増大。
ステアリングシャフトにカバー新設。
ディマースイッチを手動式にし方向指示器レバーの反対側(右側)に新設。フラッシャーレバーの自動戻り化。
フロントフードロックのフックを50mm手前に移動し、開閉を容易に。
フロントシート、内張り関係も一新され、乗降の際のフロントシートノブの邪魔を改良してリアシートへの乗り入れを容易に。
ドア内張りにポケットを新設。
13型10月改造 89073~100988 1964/11~1965/1 11916 ドアレギュレーターをワイヤー式から機械式に変更。それに伴いガラス(ドア)、ストリップ、ハンドルなど変更。
ドアメタルモールディングの材質をFC材クロームメッキからSUS24に変更。
フロントガラスウェザーストリップのピンゴム廃止。断面形状変更。
サイドブレーキシステムのローププーリー廃止。
戸当りゴムを中空式からヒレ式に変更。
スプラッシュボード(リア)の取付け方法をビス止めからステッチャー方式に変更。
各種漏水対策によりボディ廻り改訂。
14型 100989~117058 1965/2~1965/7 16070 アクセルペダルのリンク廃止。
ヒューズ回路変更。
アクセルスイッチ廻り機構変更。
フロントワイヤーハーネス変更。
ヘッドランプ変更。
K142型のリアドアゴムエンドレス化(ゴム・ガラス変更)。
K142型のメタルモールディング(リア)2分割化。
26型 117059~128390 1965/8~1965/10 11332 燃料タンク容量を18リットルから25リットルに変更。燃料注入口を内蔵式とし蓋を設けデラックス系はキー付とした。
燃料タンク増大に伴い、リアシェルフの前方を約45mm下げタンクカバーを平面化。
ドアハンドルをレバー式からプッシュボタン式に変更。ロック機構もスライド式からラックピニオン式に変更。
これに伴いロック機構のうちプッシュボタン(左側ドア)を廃止してインナーハンドルにロック機構を設けた。
計器盤グローブボックス下側(助手席側)にアシストレールを設けた。
内張り、シート上張り、タイヤラグ、フロアマット等の色仕様変更。
室内艤装関係の色仕様変更。(ステアリングホイール、メーターバイザー、灰皿、スイッチ類、レバー類、ドアハンドル等)
前後バンパー両側端面をボディ側に丸め、安全性向上。
サイドウインドウのフレーム押出型材肉削り(フレーム簡易化)。ロックブラケットをデザイン上修正。
ルーフパネル亀裂対策及びデザイン上、取付ブラケットの形状並びに材質を合成樹脂化。
ギアチェンジレバーの曲げ角をゆるいカーブにし握り部を大きくした。
ホイールキャップのデザインを変更。
ルームミラーはハンマートーン仕上げの塗装とし、フェンダーミラーは角形より丸形に変更。
スタンダードのスピードメーターにも燃料計を組み込み全型式燃料計付に。
エンジン取付けクッションラバーの形状を変更し、減衰効果を向上。
キーの形状を丸形にして、イグニッション、ドア、タンクキャップのキーを統一。
K142型はキープレート変更のため、リアカバーロックの形状を変更。
マフラーのテールパイプを左側から右側へ移動。
オイルタンクの形状を変更し、取付け簡素化。
26R型 128391~164631 1965/11~1966/9 36241 フロントサスペンションのブラケットをトレーリングアームのシャフトへ圧入式にした。
ホイールの取付クリップボルト(ブレーキドラム)の径を8φから10φに変更、ブレーキドラム及びリムの孔径を変えた。
ギアシフトシステムをボールタイプに変更。但し、オートクラッチ付・オーバートップ付は従来のまま不変。
ホイールキャップのデザイン変更。
カスタム(K142型)系のオイルタンク形状を変更してK153型系と共用化。
内張り、シート上張りなど内装関係の色仕様を変更。
電装関係では、ワイパーブレード、レバー(バックアップランプ)、レバー(MPCスイッチ)、
ブラケット(MPCスイッチ)、ウインドシールドウオッシャーを変更。
マット変更。ギアシフトシステムのボールタイプ化により、マット(フロントトンネル)の切欠き部を変更。
外装関係ではオーナメント(リアクォーター)はクロームメッキをステンレススチールに変更。
38型 164632~189093 1966/10~1967/2 24462 構造簡略化のため、フロントバルクヘッドをフェンダー部まで延長し、サイドウォールを少なくする。
なお補強板を設け、フロントバンパーのステー取付を兼ねさせる。
インストルメントパネルをエンボス鋼板化し塗装する。インナーパネルを簡素化する。
フェンダーミラー取付位置を40mm後方へ移動し視認性向上。フェンダーミラーは12mm高くなる。
フロントフードのスリットをやや細目にし11本に変更。(従来は9本)。
トップオーナメントの材質を亜鉛ダイキャストからABC樹脂に変更(デラックス:金メッキ、スタンダード:クロームメッキ)
前・後バンパー断面形状を変更。バンパー取付位置は不変。
デラックス:バンパー表面に黒色塩化ビニールのモールディング取付
スタンダード:バンパー表面に黒色塩化ビニール。モールディング無し
ルーフ取付ブラケットとサンバイザーのブラケットを一体化。スタンダードの左側サンバイザーをオプションで設定。
フロアマットを6分割から3分割に変更。(デラックス、スーパーデラックスのみ)
リアシェルフカバーの材質をレザーボードからハードボードに変更。
フロントラゲッジシェルフの材質をレザーボードからハードボードに変更。
バイザー(スピードメーター)のコーナー部にアクセントをつけて、シボ付に変更。
ヒーターダクトの角度を一部修正。(フロントシートの取付部変更に伴うもの)
ドア内張りにポケットを新設。中央部はホック止めとし、ポケットはドア内張りと同色同シボに。
ラグ(フロントタイヤエプロン)の縁取りを廃止。
スバルマチックラベル廃止。
ワイパースイッチのノブ形状を変更。
ターンシグナルスイッチのレバーつまみ部を変更。
ストップスイッチ及びフラッシャーユニットの端子をビス止めから差し込み式に変更、ハーネスも変更。
バッテリーのカバーを一体化(電圧、容量不変)。型式をB26-12からB47-12に。
カスタム(スタンダード)のサイドウインドウは固定式窓をやめ、デラックス同様のスライドガラス開閉式とし、ガードバーを新設。
(デラックス:ステンレスクラッドパイプ使用)
(スタンダード:塩化ビニールコーディングパイプ使用)
デラックス(カスタム除く)
フロントシートの居住性改善を計るため、シートの前後調節量を後ろに15mm延長。
取付ステー長さ及びストッパーを変更して調節位置を4段階から5段階に変更。
リアシートはフロントシートの改善に伴い、シート間隔を充分に確保するため、シートクッションの奥行を20mm短縮。
ステアリングギアボックス取付部のブロックを廃止し、ギアボックス本体と一体化することにより、車体への取付を容易化。
ライティングスイッチの作動方向(ON-OFF)を上下方向2段式とし、同列のワイパースイッチとの操作判別を明確化。取付位置は不変。
外装色変更(6色種→5色種)。
39型 189094~219492 1967/3~1967/8 30399 ドアレギュレータのXアームをシングルアーム式に変更。
リアバルクヘッド・リアシェルフを一体プレス化。
シートクッション及びバックレストのラバーバンド方式をやめ、波形スプリングに変更。
フューエルタンク取付法変更。3点支持式→バンド一本中央止め式に。
牽引フックを右へ90mm移動。バンパー・フロントスカートの孔位置・トンネル先端変更。
フューエルタンクカバーをハードボード表面塗装からハードボードビニールフィルム張りに変更。
40型 219493~264876
1967/9~
1968/3
45384 サイドターンシグナルランプをフロントフェンダーの左右に設定。
ワイパーブレード及びアームに防眩処理を施す。
サイドウインドウのフレーム、ウェザーストリップ及びロックレバーの形状を変更(セダン)。
リアマークのデザインを変更(セダン)。
ネームプレートのデザインを変更し、ダイキャスト製とする(スーパーデラックス)。
丸形バックアップランプをエンジンフード右側へ標準装備(デラックス、スーパーデラックス)。
ドアベンチレーター及びドアウインドウガラスの厚さを変更(半強化)。
ボディカラーを5色種から4色種に変更(セダン)。
インストルメントパネルを黒色パッド付に。
グローブボックスの形状、材質を紙製プレースボードからポリプロピレンに変更。
サンバイザーをパッド入りのソフトなものに変更。
フロントタイヤハウスの室内への出っ張りを約35mm減らす。
フロントシェルフの間口幅を約200mm拡大。
カウルベンチレーター内側に縦に桟を設定。
内張り、シート上張り等内装関係及び各種ノブの色仕様変更。
ラジオのマスクデザインを変更し、スイッチの突起を少なくする(スーパーデラックス)。
ボード(カウルパネル)を一体化。
シートベルト取付装置を設ける。
前席:3点支持式 後席:2点支持式(セダン)
リアシートクッションの前縁部に厚みをつける(セダン)。
運転席および助手席の前後調整を3段リンクスライド式とする(セダンスタンダード)。
フロントバックレストに前倒れ防止ストッパーを設ける(セダンスタンダード)。
ステアリングホイールの変更。スポークのデザインを変更。クロムメッキホーンリング→黒色大型パッド付ホーンボタン
ターンシグナルスイッチレバーとディマースイッチレバーを一体化し、ディマースイッチをワンポジション方式とする。
ライティングスイッチノブ、ワイパースイッチノブの形状を変更。
オーバートップ付車のオーバートップレバーを廃止し、レバーを一本にする(副変速機付6段変速→3段変速+オーバートップ)
従来オプション設定の特製ヒーターを標準装備とする。但しスーパーデラックスについてはブロア付とする。
フロントブレーキの変更。
リーディングトレーリング方式→ツーリーディング方式(セダン)
ユニサーボ方式→ツーリーディング方式(カスタム)
リアホイールシリンダーの内径をサイズアップする。15.875mm(5/8インチ)→17.46mm(11/16インチ)
41型 264877~282259 1968/4~1968/7 17383 高速時の排気抵抗を軽減するため、排気系統を変更(オーバートップ付)。
プリチャンバ+マフラー→ディフューザー付マフラー
乗り心地(悪路におけるピッチング)改善のため、懸架装置を一部変更する(オーバートップ付)。
・トーションバー(F)の径とねじり剛性変更
径:16.8φ→18.0φ
ねじり剛性:136kgm/rad→164kgm/rad。
・トーションバー(R)の径とねじり剛性変更。
径:18.5φ→17.6φ
ねじり剛性:200kgm/rad→164kgm/rad。
・スプリング(F・CTR)の寸法とバネ常数変更。
(線径×中心径×自由長-有効巻数)
寸法:12.9φ×56φ×121-5.75 → 14.5φ×57.5φ×113-4.2
バネ常数:27.8kg/mm → 55.5kg/mm
ショックアブソーバー(F)の寸法と減衰力変更。
寸法:最大長 273→267
最小長 238→228
減衰力:伸 70kg/0.3mm → 145kg/0.3mm
圧 50kg/0.3mm → 55kg/0.3mm
外装色:赤、内装色:黒を新設(オーバートップ付)。
52型 282260~323331 1968/8~1969/3 41072 乗り心地及び操安性改善のため、懸架装置を一部変更。
・トレーリングアームのヨークの角度変更。
・トーションバー(F)の径とねじり剛性変更。
径: 16.8φ、18.0φ → 18.0φ
ねじり剛性: 136kgm/rad、164kgm/rad → 164kgm/rad
・スプリング(F・CTR)のバネ常数変更。
バネ常数:27.8kg/mm、55.5kg/mm  → 55.5kg/mm
・ショックアブソーバー(F)の減衰力変更。
減衰力:伸  70kg/0.3mm/ → 伸 145kg/0.3mm /
圧  50kg/0.3mm/ → 圧  55kg/0.3mm /
伸 145kg/0.3mm/ → 伸 145kg/0.3mm /
圧  55kg/0.3mm/ → 圧  55kg/0.3mm /

ショックアブソーバー(R)の減衰力変更(セダン)。
減衰力:伸  30kg/0.3mm/ → 伸  60kg/0.3mm /
姿勢変更。
フロント 330 → 320
リア   254 → 245(セダン)
スリーウェイレバーの採用。ターンシグナルディマースイッチレバー→ターンディマーホーンレバー
フューエルストレーナーをキャブレターの吸入負圧を利用してオートマチック開閉方式とした(セダン)。
イニシャルマークをフロントフェンダーの左側に新設(セダン)。
フロントフードのスリット廃止とトップオーナメントのデザイン変更。
ルーフの色を白・赤・黒の3種類とする(セダン)。
フロントシートの変更。
・ヘッドレスト装着可能とする。
・セパレート → セミセパレート(スタンダード)
・前後調整 5段階 → 6段階(セダン)
フロントフードを2重ロック式とする。
コンビネーションメーターの変更。
・文字盤のデザインを変更。
・ターンシグナルパイロットを1個から2個に変更。
・メインビームパイロットをサブビームパイロットとし、左上へ移動。
パーキングスイッチの新設(スーパーデラックス)。
ドアスイッチの新設(スーパーデラックス)。
ヘッドランプリングの内側を光沢黒色塗装。
リアコンビネーションランプを大型化(セダン)。
バックアップランプを標準装備とする。
角型:セダン  丸型:カスタム
フロントターンシグナルランプのグローブの形状を変更。
手動式のウインドウウォッシャーを採用(除くスーパーデラックス)。
エンジンルーム内のトリミングを廃止し、リアバルクヘッドの室内側へインシュレーターを新設。
フロアマットをフロント3分割とする(スタンダード、デラックス)
安全上、リアビューミラーを樹脂スクリュにより1点止めの脱落式とする。
後方視界改善のため、リアビューミラー(フェンダー)のアームの長さを20mm延長。
リアマークのデザインを変更(セダン)
オーナメント(リアクォーターパネル)の変更(セダン)。
ステンレス → ステンレス光沢黒色塗装
リアマークをリアパネルからエンジンフードに移動しデザインを変更。
エンジンフードにオーナメントを新設。
全車オーバ-トップ付となる。
燃焼室形状を偏心渦流式から半球形式に変更。
最高出力20ps/5000から25ps/5500となる。
最高速度95から110km/hになる。(オートクラッチ付・・・100km/h)
ヤングS、ヤングSSを追加する。
53型 323332~336000 1969/4~1969/9 12669 保安基準の改正に伴い下記の安全対策を実施。
運転席にセィフティピローを標準装備
運転席にセィフティベルトを標準装備
エマージェンシーランタンを標準装備
ハザードランプを標準装備
54型 336001~336100 1969/10~ 100 前・後コンビネーションランプに駐車灯を新設。
54改型 336101~336453 1969/10~1970/5 353 サイドターンシグナルランプの大型化(セダン)。