• No : 618
  • 公開日時 : 2021/05/24 10:59
  • 更新日時 : 2023/03/03 17:23
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SRSエアバッグはどのようなときに作動しますか?

回答

SRSエアバッグは、シートベルトの働きとあわせて頭部や胸部、または腰部への衝撃をやわらげる装置です。
※SRSエアバッグの「SRS」とはSupplemental Restraint Systemの略で、乗員補助拘束装置の意味です。
 
SRSエアバッグには、主に「運転席・助手席SRSエアバッグ」と「SRSサイドエアバッグ」があり、運転席・助手席SRSエアバッグは車両前方から、SRSサイドエアバッグは車両側面からの、それぞれ強い衝撃(乗員に重大な傷害が及ぶような衝撃)を受けたときに作動します。
※プッシュエンジンスイッチがONのときのみ作動可能です。

なお、エアバッグの作動・非作動は衝撃の大きさや部位、衝突方向などの条件により変わります。作動しにくい例として、以下のような衝突があげられます。
 
■運転席・助手席SRSエアバッグの場合
・電柱などに衝突したとき
・トラックの荷台にもぐりこんだとき
・片側衝突(オフセット衝突)したとき
・斜め前方へ衝突したとき
・駐車している車両など、衝突の衝撃により移動または変形するものに衝突したとき
 
■SRSサイドエアバッグの場合
・車両側面に斜めから衝突されたとき
・客室以外に側面から衝突されたとき
・電柱などに衝突したとき
・側面にバイクが真横から衝突したとき
 
また、歩行者保護エアバッグについては、以下関連設問をご確認ください。